潮見小学校区の防災訓練に参加しました
2026年1月25日(日)に芦屋市内にある小学校で一斉に地域の防災訓練が行われました。
私は、潮見小学校区の防災訓練に参加してきました。
避難所に指定されている小学校には、実際にどのような防災備蓄や設備が用意されているのかを教えていただきました。
今回の訓練で改めて感じたのは、
「避難所に行けば、誰かが全部やってくれるわけではない」
ということです。災害時、防災士さんや行政職員だけに頼るのではなく、地域にいる一人ひとりが、避難所に何があり、どう使うのかを知っておく必要があります。
誰もが最低限の知識を持ち、自分たちで動けるようにしておく。
それが、今回の訓練の大きな趣旨でした。そこで今回は、実際に学校にはどのようなものが備えられているのか、そして、いざという時に私たちは何をしなければならないのか。実際に見て、体験してきた内容をご紹介します。
防災訓練はスタンプラリー形式になっていて、スタンプを集めながら、各訓練場所を順番に回っていきます。
防災ボックス
今回の訓練では、この防災ボックスについても、どこにあり、どうやって開けるのかという説明がありました。
災害時に必要なものが入っていても、開け方が分からなければ、すぐに使うことはできません。
今回は、防災ボックスがどこにあり、どのように開けるのかを実際に確認しました。
いざという時に迷わず使えるよう、平時から一度は操作方法を知っておくことが大切です。
消火器体験
消火器の使い方は簡単そうに見えても、いざ実際に火を目の前にすると、慌ててしまうものですよね。だからこそ、平時に一度でも体験しておくことが大切です。今回の訓練では、消火器を使った初期消火の体験も行われました。
火災が起きた時、消火器が近くにあっても、使い方が分からなければ、いざという時にすぐ行動することはできません。
実際に手に取り、どのように安全栓を外し、ホースを向け、操作するのかを体験しておくことが大切です。訓練では、水を用いて消火器の放水を、お子様の体験として実施されていました。
災害時には、消防や行政がすぐに来られない場面も想定されます。だからこそ、地域の一人ひとりが、初期消火についても最低限の知識と経験を持っておくことが大切だと感じました。
避難所開設物品
避難所に指定されている学校には、教室の一角などに、避難所での防災備蓄品を保管するスペースがあります。
中に入ると、さまざまな防災用品が保管されていました。簡易ベッドやファミリールーム、毛布、保存食、飲料水など、避難生活に必要となるさまざまな物資が用意されています。備蓄されている量を実際に見ると、災害時の避難所生活を具体的にイメージすることができますね。
避難所では、床に直接寝るのではなく、簡易ベッドなどを使うことも想定されています。
実際に使用する際には、こうしたベッドを避難者自身で組み立てることになります。また、避難所生活ではプライバシーの確保も大切です。そのため、学校にはファミリールームも備えられていました。
実際に広げると、このような空間になります。
体験では実際に中に入れるようになっていました。
こうした簡易ベッドやファミリールームは、実際に避難者自身で組み立てて使用することになります。
組み立て方をあらかじめ体験しておくことで、災害時にも落ち着いて対応しやすくなります。
また、保管できる数にも限りがあるため、実際の避難所運営では不足することも想定されます。
防災倉庫の中
今回は、実際に中にどのような資機材が備えられているのかも確認しました。
防災倉庫の中には、救助や避難所運営などに使用するさまざまな防災資機材が保管されています。どんなものが入っているのかを普段から知っておくことも、初動対応には大切です。
停電時に備えて、発電機も用意されています。照明や必要な機器を動かすための大切な設備ですが、いざという時に使えるよう、始動方法や接続方法を平時から確認しておくことが重要です。
耐水貯水槽
水も、自分たちで確保できるように、今回の訓練では、避難所となる学校に備えられている貯水槽の説明もありました。
順番に何人かでまとまって実際の設備を見ながら、使い方や操作方法の説明を受けました。いざという時に、誰かに任せるのではなく、自分たちで給水が行えるよう、仕組みや操作方法を知っておくことも必要なのだとわかりました。
災害時、非常に重要になるのが「水」です。
いざという時、行政職員がすべての避難所へすぐ駆けつけられるとは限りません。今回は、実際の設備を見ながら、給水管のバルブをどのように操作するのか説明を受けました。
「どこにあるのか」「どこを開けるのか」「どのバルブを操作するのか」
そこまで具体的に知っておくことが、災害時の給水につながります。
電気自動車と防災
停電時の電源確保についても学びました。
電気自動車に蓄えられた電力を取り出すことで、照明や電化製品などに電力を供給することができます。
普段は移動手段として使っている車も、災害時には「動く蓄電池」として活用できます。
停電時に電気をどう確保するか。こうした設備や車両の活用方法を知っておくことも、防災知識の一つなのですね。
実は笛も、大切な防災用品
災害は、どんな状況で起こるかわかりません。声を出したくても出せない、そんな時に『笛』が役立つこともあります。災害時、建物の中に閉じ込められたり、動けなくなった場合、大声を出し続けることは簡単ではありません。そんな時、笛があれば、少ない力で周囲に自分の居場所を知らせることができます。
大きな防災設備だけでなく、こうした小さな備えも、自分の命を守る大切な道具になります。
会場では、ホイッスル作りもやっていました。
炊き出し訓練と豚汁
災害時には、避難所での食事の確保もとても大切です。倉庫に機材があっても、食料が備蓄されていても、それを実際にどう調理するのか、どう配るのか、誰が役割を担うのかまで考えておかなければ、いざという時にすぐ動くことはできません。炊き出しも、避難者や地域の皆さんが協力しながら対応していくことになります。
具だくさんの豚汁、美味しくいただきました。
親子で参加した今回の小学校区の防災訓練では、実際に見て、触って、体験することで、災害時に自分たちが何をしなければならないのかを具体的に考えることができました。
避難所には、さまざまな備蓄品や設備が用意されています。
しかし大切なのは、「何があるのか」「どこにあるのか」「どう使うのか」を、平時から地域の中で共有しておくことです。
防災士さんや行政だけに頼るのではなく、一人ひとりが少しずつ知識と経験を持っておくことが、いざという時の大きな力になるのだと思います。子どもにとっても、大人にとっても、防災を身近なこととして考える良い機会になりました。「防災訓練」次回開催の際には、ぜひ一度、参加してみてくださいね。



































