不意打ちの協議は今に始まったことではない
そういうことばかりを目の当たりにしてきた私からすれば、一体どちらを向いて仕事をしてるのか、とっても理解に苦しんできたところです。
2月7日に全体協議会議会がありました。議員全員が出席する公式の会議で、この日は議案説明がありました。その後のことなのですが、いきなり議長が「その他があります。ここからは非公開で。」と言われたのです。
ちょうど議会内では、ある声明文を出したいと言う話が持ち上がっていました。これは議員が個々でも公にできるという内容なので、別に公にしてはいけないという口止めはされていない内容です。ならば、全会一致を目指し議会から声明文を出せるのではないかという主旨のものでした。
そんな中、突然その声明文に対し、議長は悲観的な見解を述べられました。そして、まるで声明文が提出される前に、提出者らを先に阻止しておきたいかのような、猛攻撃の反論をする議員らの発言が続きました。ここまでくると、どこの会派がそれを阻止したいのか、陰で誰が誘引しようとしているのかが、とてもわかりやすい話しぶりでした。
まず周りの話を聞いていた私はどうしていたかと言うと、最後まで発言せずに黙って聞いていました。いつもなら真っ先に手を上げ「ダウト‼️」的な矛盾点を見つけては指摘し、反論に対する反論の発言をしていましたが、この日の私は違いました。
心の中ではこんなことを思っていました。
・正副議長が向かわせるゴールは既に決まっている
・別意見はこぎつけの理由でごまかし跳ね除ける
・事務局にもっともらしい理由がある事を言わせる
・議長権限で一方の意見を押し切り決定と宣言する
私はこれまで、議員だけの秘密会で目撃してきたことから、こんな風に思うようになっていました。何を言っても、結局またいつもの結果になるのならという思いが、私を高みの見物で黙りこませるという態度にさせていました。もちろん、発言を聞いていて、突っ込めるところはたくさんありました。
しかし、今ここで何を言ってもその労力が無駄であると感じてしまっていました。もはや正攻法での対話が通じないと、私の中でこれまでの体験からそう判断していました。ただ、黙って聞いていたからでしょうか、いつも以上に、「おかしな矛盾点」に気づく事ができたのです。よほど発言者らはその事に気づけないぐらい、焦っているのだとも感じました。
相手の陣地から舞台を変えて戦う決意
私がなぜ、正副議長と議会事務局長を相手取り、「ハラスメント被害の申告及び対応の要請 」を行ったかというと、その大きな目的は、こういった議会体制を是正したかったからです。
今の「議会はあかん!」と私はそう思っています。それを明らかにするために、私は自分の話をさらけ出そうと決意しました。新聞報道では、ほんの入り口の所の話しか出てきていません。本質は、まだ皆様に私からも話せていませんが、これまでの「議会の悪態」を認めさせたいという、強い思いの訴えをしたという主旨のものになります。訴えている内容は議会での議員の取り扱いです。つまり正副議長の議会運営が不当であるという証明をしようとしています。