大事な市民意見を反映するチャンス
JR芦屋駅南地区の公益施設を、市民の手で活かす時がきました。
JR芦屋駅南地区の再開発事業は、本来であれば、すでに完成していてもおかしくない事業でした。
しかし、前市長の時代に、一部の議員(自民党と公明党を中心)によって、約2年間ストップがかかり、「公益施設も無駄だ」と言われ、規模を縮小する計画が示されることになりました。
その結果、事業の遅れによって総事業費は膨らみ、国の補助金は減り、公益施設の規模も縮小される方向になっていました。
しかしその後、行政側は公益施設の重要性を改めて位置づけ、JR芦屋駅南側の再開発ビル3階に、公益施設を整備する方向で進められています。
そしていよいよ、今回、芦屋市から、その公益施設について市民の皆さんと一緒に考える市民検討会「あしやエキラボ」の参加者募集が始まります。JR芦屋駅前にできる公益施設について、市民有志の「やってみたいコト」をもとに、空間やサービス、運営の仕組みなどを検討する場です。参加無料で、定員は20名程度とされています。
高島市長のfacebookとXの内容がわかりやすいので、こちらのSNSの媒体が見れない方のために共有します。(以下、公開されている内容の引用)
市長が変わり、公益施設の位置づけも押し戻された
この経過を見ていると、市長が変わると、ここまで議員の態度も変わるのでしょうか、と感じるところがあります。一度は、公益施設の規模を縮小する方向が示されました。
投資予算をケチって、フロアの一角だけに市の施設があっても、市民の認知度が低く、十分に活用されなければ、結局「あるだけの施設」になってしまいます。だからこそ、当初の計画で示されていたように、駅前の公益施設としてしっかり機能する規模を確保することを求めてきました。
一度は規模を縮小する計画が示されましたが、その後、公益施設の面積は拡大され、3階フロア全体が市の資産として活用される方向になりました。これは、とても大きな意味があります。
反対側から懸念点として上げられていた、北エリアの再開発の際に市が保有していた保留床は、長年保有していたものの売却がすべて進み、現在は残っていません。3月の予算審査の際に、委員会で確認済みです。
👉️議会中継「第32号議案 令和8年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算(2:00〜)」
そこまで整理を進めけじめをつけたうえで、今回、南側の再開発において、市が公益施設として保留床を持つことになります。だからこそ、これは単なる床の取得ではありません。
市民のためにどう活かすのか。駅前という立地を、どのような公益につなげるのか。その中身が、これから問われていくことになります。
市民検討会「あしやエキラボ」の参加者を募集
私は当初から、駅前の公益施設はとても大事だと考えてきました。駅前の一等地に、ただ商業施設や住宅だけをつくるのではなく、市民活動、学び、交流、図書館機能、保育エリアなどがつながる場所をつくることには、大きな意味があります。
だからこそ、3階フロア全体を公益施設として活用する方向に戻ったことは、本当によかったと思っています。
ただ、大事なのはここからです。公益施設は、つくっただけで価値が生まれるものではありません。
そこで、今回の「あしやエキラボ」では、市内在住・在勤・在学の方や、市内で活動する市民活動団体・まちづくり団体などに所属する方を対象に、参加者を募集しています。
特に、
「公益施設やまちなかでやってみたいことがある方」
「施設の運営や誰かの活動を応援することに関心がある方」
などに向けた内容になっています。
検討会は全5回で、7月4日、7月11日、7月25日、8月29日、9月12日に開催予定です。
テーマも、
「これから芦屋で何する?」
「『コウエキ』ってなんだ?」
「『コウエキ』が生まれる場づくりとは」
など、単に施設の使い方を決めるだけではなく、これからの芦屋にとっての公益とは何かを考える内容になっています。
について、それぞれ300字程度で記載することになっています。
応募締切は、2026年5月17日(日)23時59分です。
「こんな場所があればいい」
「こんな活動をしてみたい」
「駅前だからこそ、こんな使い方ができるのではないか」
そうした市民の声が、これからの施設のあり方に反映される大事なタイミングです。私は、この機会をぜひ、市民の皆さんに活かしていただきたいと思っています。
これまでの経過を知っている立場からすると、今回の公益施設は、何もしなくても自然に生まれたものではありません。一度は縮小の方向に向かいかけたものが、改めて市民のための場所として位置づけ直され、いま、市民の意見を入れる段階まで来ています。
だからこそ、この機会を逃してほしくありません。JR芦屋駅前は、多くの人が行き交う芦屋の玄関口です。その場所に、市民が集まり、学び、交流し、まちづくりの活動が広がっていく拠点ができるなら、それは芦屋にとって大きな財産になります。
「誰かが決めた施設」ではなく、「市民の皆さんの声が入った施設」にしていくために。ぜひ、関心のある方は「あしやエキラボ」への応募を検討してみてください。
応募や詳細は、芦屋市の案内をご確認ください。
これまでのJR芦屋駅南地区再開発の経過については、こちらにまとめています。














