職員の眼差しが変わった瞬間
私のように一期目ではなく、2期目以上の議員経験のある方のことをここでは先輩議員と呼ばせてもらいます。会派に属さない議員の山口みさえ議員の一般質問がありました。とても説得力があり、最後まで目が離せず人を惹きつける魅力を感じました。そんな時は、聞いている職員さんの眼差しも違うのです。
うっかりウトウトして眠たくなってしまう瞬間であっても、一堂がいっせいに顔を上げて真剣に山口議員を見つめていたことがわかりました。私はよく話を聞いている職員さんの表情も観察しているのですが、身を引き締めて聞いているんだという空気を感じました。
確かに話の内容によっては、集中力がなくなってきてしまったり、「何を言ってるのか理解できない。」というような時は、うつむき加減で聞いてしまうことも人間だからないとは言えませんし、正直、私もないとは言い切れません。
でも、山口先輩の一般質問は違いました。背筋が ”ピン”と、周りに緊張感が走っているような雰囲気だったのです。明るく元気よく、ハキハキしながら主張されている話し方もそうですが、何より市民のことを真剣に考えているという熱意が伝わってきました。
いつも自分に正直で、私にも色々な事を教えてくれる山口先輩です。新人には伝わりにくい議会の基本的なルールなどを丁寧に教えてくださいます。私が間違った理解で行動していた時は、どうして気をつけないといけなかったかを私を守る意味で説明してくれます。これまでも新人の私が恥をかかないようにいつも気にかけてフォローしてくださいました。
政党や会派が違っても、新人の成長を温かく見守っていてくれている優しい先輩議員に支えられながら、相談したり励ましてもらい、新人議員の私は支えられています。
いつもありがとうございます!新人議員はベテラン議員の一般質問や委員会で質疑する姿に刺激を受けます。私も学ばせてもらい頑張って近づこうというやる気をもらえています。新人にとって良い影響力を与えてくれる先輩議員の存在はとてもありがたいものなのです。