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でっちあげ⁉ 主役になりたい議員の独りよがりな発言 – ☆新人議員の本音 NO.31


置き去りになった職員の気持ち

 
市政運営の中で「複雑に伝わり過ぎて、市民の方には事実がわかりにくい」というような状況になっていたとします。しかし、だからといって説明責任を諦めていいんでしょうか。間違った情報が伝わっている中で、判断されていることがあるなら、いかなる事情があっても、何度も丁寧に説明して、しっかりと事実を知ってもらうことが大切だと私は思います。
 
だから、多くの方に事実が伝わることを私は諦めません。事実と違う情報が広まったまま、誤った理解で議会運営が行われていることに疑問を感じずにはいられないからです。
 
ある部署で持ち上がった市職員によるパワー・ハラスメント事象に対し、この結果から私が思うことですが、提出者の本当の真意を汲み取り、この「申出書」について議員が取り扱い調査を求めるならば、時間外勤務の残業申請の承認についての手続き上の問題をあげ「職場の処遇改善」を求めていくべきだったのではないでしょうか。
 
なぜなら「暴言などの叱責のパワハラ有無を調査してほしい」という、新聞報道の被害職員のような訴えの申し出ではなかったからです。
 
では、なぜ職員はこのことを強く「間違っている」と議員の言動に訂正を求めなかったのでしょうか。事実と違うことが伝わっていて、そのことで正副市長が重い懲罰を受けなければいけないことに追い込まれることがわかっていたのに、議員に抗議はしなかったのです。事実を主張せずに飲み込むなど、きっと私なら我慢ならないことだったと思います。
 
そこから考えると、議会の取り間違いを行政側が指摘しなかったのは、議員に背くような態度をとれば「今後の事務に関わる予算執行に支障をきたす」そう思い、躊躇したということはないでしょうか。議員には、予算の承認という職員にとってある意味「人質」とも言える、決定権を持っています。言わば、議会は多数決の判断で、予算の執行を決定することができるのです。
 
例えば、すでに議会の議決で決定していたJR芦屋駅南地区再開発事業計画であっても、議員が「反対」といいその数が多ければ、それだけで事業の遂行をストップさせることができていたのですから。それぐらい行政にとって議員は、自分たちのこれまでの努力を意図も簡単に覆すことができる「権力」をもっている存在だということが示されていたのです。
 
まさかとは思いますが、今後の議案に対する議決に影響を及ぼすような、「議員の報復が怖い」ということで、事実の訴えをすることができなかったとしたら、それこそ、議員の置かれている立場そのものが、見えないところでの重圧となり、職員に与えるハラスメントになっていたということも考えられないでしょうか。
 
1人の市議が、個別のパワハラ事象を本会議の一般質問で最初に持ち出し、それ以後にこの件を議会が取り扱ってきたこれまでの行為は、今もなお市役所で働く職員の気持ちを深く理解し、寄り添いながらできていたことと言えるのでしょうか。私にはそれが疑問に感じてなりません
 

功績って言えることがおかしい

 
令和3年10月8日の本会議で審議された、議員提出議案第25号「大塚のぶお議員に対する問責決議」で、提出者の私へ質問をされた市議の1人がこう言っていました。「この件を一般質問で持ち出さなければ、パワハラ認定の男性職員の件は調査されることがなかったかもしれない、これはその市議の『功績』である」と言うのです。
 
まったくもって私は、議員の功績だとは思いません。市議が本来とるべき行動ならば、公にせずとも、もっと別の解決方法があったと思うからです。
 
結局、男性職員の件は、新聞報道で全職員が知ることになりました。後にも先にも、その対象者らしき職員は、庁内ではハラスメント調査依頼をされておりません。これまで市役所内に持ち上がっていなかった話を「市も調査しようがなかった 。」とうことではないでしょうか。逆に、そのような依頼があれば、もちろん市長も放置せずに対処していたはずだからです。
 
でも、唯一の手がかりである「男性職員の文書」を持っているとその市議は提示していました。果たして本当に、それを公で披露した行為は、ただ被害者を救うためだけの目的だったのでしょうか。事実と異なることが広まり自分のことを指されている職員にとって、それを公の場で扱われることへの憤りと精神的負担を感じることもあったということです。
 
市議がしたことは被害者救済ではなく、議員がハラスメント調査に関与したこと事態が、職員に苦痛を与えていたのです。なぜなら、職員の思いが蔑ろにされたまま、真意とは違う方向で話は進み、市議が本会議でこの話を持ち出さなければ、いたずらに公に晒されることも、パワハラを受けていない人まで被害者と決めつけられることも、職場で居づらくなることもなかったかもしれないからです。
 
まさに、これこそが議員による威圧的なハラスメント行為に繋がっていたのではないかと私は感じています。そして、この結論から私はこう思いました。
 
『ハラスメントとは、自分はそのつもりでなくても、相手が「侮辱された」と思い、それを訴えていることで、自覚しなければいけない。そしてもうひとつある。ハラスメントとは、本人が「パワハラを受けていない」と言っているのに、部外者が騒ぎ立ててパワハラ認定させるものではない。
 
 
 
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芦屋市議会議員

たかおか 知子TOMOKO TAKAOKA

Mokosoft株式会社を設⽴し代表取締役に。第⼆⼦を出産と同時に芦屋へ。
町内の課題にぶつかり、初代⾃治会⻑になることを決意し3年間務める。
地域での課題解決を⽬指し、⾃治会ブロックの南芦屋浜地区会⻑を兼任し
市内全域へ活動範囲が広がり、芦屋市⾃治会連合会の副会⻑も兼任する。
2019年芦屋市議会選挙に無所属で出⾺し当選。芦屋市議会議員の1期⽬。

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