市民活動が支える、芦屋のきれいさとマナー
芦屋ウォーキング協会主催の、年に一度のクリーンウォークに参加しました。当日は芦屋市役所をスタートし、芦屋川沿いを歩きながらの清掃活動です。
歩き始めてすぐに感じたのは、「……あれ? ゴミが見つからない」という声が聞こえてきました。探しても探しても、目立ったゴミがなかなか見当たらないということです。それはいいことなのですが、思わず宝探しのような気分になってしまい、参加者同士で笑い合う場面もありました。私はたばこの吸い殻の小さなゴミが気になりそればかり拾っていました。
他市から参加された方もおられました。その方が、「自分の住んでいる街の川沿いとは大違いですね。芦屋は本当にきれい」と話してくださったのが、とても印象に残っています。途中では、別の団体の皆さんが、同じようにクリーン活動をされている場面にも出会いました。誰か一人の力ではなく、さまざまな人たちが、それぞれのタイミングで、できることを続けている。改めて、芦屋のまちのきれいさは、市民の皆さん一人ひとりの積み重ねに支えられているのだなと感じました。
ウォーキングの道中にふと視野に入ってきたのが、大きな溝を埋めるグレーチングが反り返ってズレている状態でした。道幅は広いのでここを避けて通ることもできますが、こんなにも凹むものなのですね。
清掃活動とはいえ、ぺちゃくちゃとおしゃべりしながら歩くウォーキングは、やはり楽しいものです。景色を眺めながら体を動かし、自然と会話が弾む。こうした時間そのものが、地域のつながりをつくっている時間だと感じました。
ウォーキングのあとは、公園で体操をしましょうということになりました。
しばらく運動不足だった私ですが、身体が硬すぎ(笑)
その後、皆さんで昼食をとり、よく笑い、よく話し、心も体もすっきりする一日となりました。クリーンウォークは「ゴミを拾うこと」だけが目的ではなく、自分たちのまちを見つめ直し、人と人がつながるきっかけにもなる。
いつウォーキングに参加しても温かく迎えてくれる皆さんと、すぐに打ち解けることができます。「自分が参加できる日にやる」。こうした無理のない市民活動が続いている芦屋のまちの姿は、とても素敵だと感じました。頻繁に参加が難しい私にとっては参加しやすくありがたいです。











