未来の芦屋を想像しよう
こども福祉部企画「あしやオープンテーブル」全3回の最終回に、親子で参加しました。

今回のテーマは、「未来の芦屋を想像しよう!〜20年後、こんなまちだったらいいなをカタチに〜」この日は高島市長も来られていました。
■ 3つの問いから始まる対話
参加者はテーブルごとに分かれ、次の3つの問いについて話し合いました。課題や困りごとを解決するために、市民・地域がみんなで協力してできることは?そのためには、どんなチームや仕組みがあったらできるか?それを進めるために、市からどんな応援や後押しがあると嬉しいか?それぞれのテーブルからは、日々の暮らしの中で感じていることや、素朴な疑問、芦屋市の理想の姿など、さまざまな意見が出てきました。
私が参加したテーブルでは、話題が自然と「あいさつ」に集中しました。地域の関係性をつくるうえで、やはり一番の土台になるもの。
「顔がわかる」
「なんとなく安心できる」
そのすべての入口が、あいさつなのではないか、という話になりました。あいさつは、すべてのはじまり。そんな共通認識が生まれていきました。一方で、今の時代ならではの難しさもあります。子どもたちからは、
「変に思われないかな」
それぞれが思う「私が大切にしたいこと」
最後に、「私が大切にしたいことは?」という問いについて、参加者全員が紙に書き、自分の言葉で発表しました。テーマは、「年齢や立場に関わらず、誰もが支え合いながら暮らせるまちを目指して、何を大切にしたいか」
私は、「知ること(知ろうとすること)、そして見える化」と書きました。自分が見ている世界だけが、すべてではありません。人それぞれに立場や事情、背景があります。それを知ろうとすることで、同じ出来事でも見える角度が変わり、理解や優しさにつながるのだと考えています。
子どもたちが何を書くかは知らないまま発表の時間を迎えました。下の子は、「教えて、知って、分かり合うこと。自分を出している人を尊敬する。」上の子は、「人と積極的に関わること。自分から心をひらいて、あいさつをしたり、イベントに参加することを大切にしたい。」日頃、こんなことを考えていたとは知りませんでした。同時に、こうした場に参加し、対話を重ねたことが、その思いを言葉にするきっかけになったのかもしれないとも感じました。子どもながらにしっかり大切にしていることがあり感動しました。
「あしやオープンテーブル」は、答えを出す場ではありません。でも、立場の違う人が同じテーブルにつき、「どう思う?」「どうしたらいいかな?」と語り合う時間そのものが、すでにまちづくりの一部なのだと思います。誰かの考えを知り、自分の考えを伝え、そして新しい視点を持ち帰る。そんな小さな積み重ねが、「誰もが支え合いながら暮らせるまち」につながっていくのではないでしょうか。この貴重な機会に参加できたことを、とてもありがたく感じています。
こうした場に関わることで、「対話」そのものが未来のまちづくりへの参加に繋がっているのですね。こども福祉部企画「あしやオープンテーブル」、第2回目は、都合で参加できませんでしたが、職員の皆さん3日間に渡ってお疲れ様でした。












