調査特別委員会の内容
【3回目】令和2年4月27日
私は委員ではないため傍聴していましたが、これまで事業について市の説明不足の指摘があったことについては納得しました。
再開発事業をもっと広い範囲で捉えた時のメリットについては、市民にはあまり伝わっていないと思うところがあるからです。ようするに「ビルが建つ」「事業費が高いという数字」という状況だけが情報として独り歩きしてしているように思います。
この調査特別委員会では、見落とされていた点である、再開発の重要性について再確認ができました。芦屋市が今、置かれている状況や構築されてきた計画の過程など、再開発事業の目的についても正しく理解することできる機会となりました。
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駅から2号線までの道路が都市計画道路に含まれており、道路の拡張による事業メリットの広がり
- 南の影響は、北側の交通課題にも影響を及ぼし、芦屋駅全体として見直されるチャンスであり、広い範囲への負担が改善し経済効果もある
- 芦屋市全体の交通不便の解消がなされる整備計画であり、また、バスの便が南側に移ることで、南に住まわれている利用者にとっては、バス通勤・通学の時間が短くなる
- 安全面については100%解消されるというバリアフリー化率の確かな数字もある
主にこのあたりのことがよくわかりました。「交通弱者の安全性の確保を重視できている。とりこぼさない交通計画と一致している。」という意見はとても大事なことだと理解しました。
ビルを建てたいから再開発をするのではないということであり、芦屋市全体の交通課題を解消するための事業目的であって、更に道路整備に協力してもらう地権者のことも踏まえて、この事業手法が最適であったということが原点であるということを再確認しました。
👉議会中継録画『JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会(4月27日)』
👉会議録『JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会(4月27日)』