■ 審査された議案
第47号議案 令和3年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
第48号議案 令和3年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算(第1号)
第49号議案 令和3年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
■ 令和3年第2回定例会での採決
令和3年6月28日の定例会本会議において、JR芦屋駅南地区再開発事業に係る予算である『第47号議案 令和3年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)』について、市長提出の原案と、👉『議員提出の修正案』について採決が行われました。
ここでは、修正案に対する賛否の結果をお伝えします。
■ 修正案の賛否
令和3年6月28日
賛成:11名
自民党4名、公明党3名、BE ASHIYA3名、会派に属さない議員1名
反対:9名
あしやしみんのこえ3名、共産党3名、維新2名、会派に属さない議員1名
たかおか知子は、議員提出の修正案に反対しました。
議長は表決に参加しないため20名で採決した結果、修正案は可決しています。
修正案に賛成した議員は、市の提案する原案に反対したことになります。
■ 修正案の可決で何が起きたのか
この予算は、JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発審査会を開くために必要な経費になる予定でした。
しかし否決となったことで、この審査会に参加する委員の報酬を支払えなくなり、開催できなくなりました。
この審査会は、地権者がビルに入るための等価交換の仕組みを決める管理処分計画を決定するために必要なものです。
その審査会が開催されないということは、基準日までに地権者との契約ができなくなり、遅れによって再開発事業の実現をより困難にしていく可能性があります。
■ 第48号議案の賛否
令和3年6月28日
賛成:20名
反対:0名
議長は表決に参加しないため20名で採決した結果、全会一致で可決しました。
■ 第49号議案の賛否
令和3年6月28日
賛成:9名
あしやしみんのこえ3名、共産党3名、維新2名、会派に属さない議員1名
たかおか知子は、特別会計補正予算に賛成しました。
反対:11名
自民党4名、公明党3名、BE ASHIYA3名、会派に属さない議員1名
議長は表決に参加しないため20名で採決した結果、否決されました。
■ 議決の結果から見えてくること
第47号議案を否定する修正案が可決し、第49号議案の補正予算が否決したということは、一般会計から特別会計への繰出金が認められなかったことになります。
この経費が認められなかったことで、JR芦屋駅南地区第二種市街地再開発審査会は開催できません。
再算定が先送りになるということは、管理処分計画が策定されず、地権者との用地交渉や協議が成り立たなくなっていくことを意味します。
■ 第48号議案が可決した背景
第48号議案の用地取得費が可決になったことで、多くの議員の理解を得られ、このまま再開発事業が進むと思われた方もいるかもしれません。
しかし、そう単純ではありません。
この👉『用地取得費についての解説』は、賛成しておかないと、後々用地が取得できていない場合に、国庫補助金等を活用して買い戻すことができなくなり、市の負担で道路用地を買い取らなければならなくなる可能性があるものです。
この議案に反対すれば、事業費削減そのものを否定することにもつながります。
そこまではできないという判断だったのか、あるいは、先行取得してその目的を達成できない時は当該土地の売却や転用ができるという前提から、再開発事業を中止したい場合でも、ここで用地取得費に賛成しても問題はないという考えだったのかもしれません。
■ 本当の争点は24万3千円の経費だった
今回の予算案は、金額そのものではなく、その中身がとても重要でした。
つまり、審査会委員の報酬である24万3千円の経費を否決することこそが、行政を最も困らせる争点だったのです。
管理処分計画の遅れは、再開発事業を中止に追い込む状況をつくることにつながります。
修正案によってここまで事業の遅延を望み、JR芦屋駅南地区の開発を足止めする議員の姿勢に、私は頑なな執念を感じました。










