これまでの経緯
芦屋市南部・海洋町に位置する通称「Jゾーン」(潮芦屋まちづくり用地)において、地域のにぎわい創出と魅力ある都市空間の形成を目的に、兵庫県企業庁が事業提案競技方式により事業者の募集を行いました。
■ 2023年9月(令和5年)
兵庫県企業庁が、Jゾーン用地(約13,800㎡)について、「事業提案競技方式」による民間事業者の募集を開始。まちの活性化を担う事業者の提案を広く公募。
■ 2024年2月(令和6年)
提案書類審査およびプレゼンテーション審査を経て、株式会社マルハチ(本社:神戸市中央区)が事業予定者として決定。
このマルハチによる提案が、「OTTO Minami AshiyaHama(オットー南芦屋浜)」計画です。
兵庫県ホームページ👉「潮芦屋Jゾーン用地の事業予定者の決定について」
■ 2024年春以降
事業主代理として株式会社テイサ開発が事業を主導。近隣住民への説明会を開催。
■ 2025年4月13日(日)
芦屋市立国際交流センターにて、「計画概要に関する説明会」が開催されました。
参加者は近隣住民10名強。当日は、以下の資料が配布されました。
私の方でも資料を取り寄せましたので、ご関心のある方はぜひご確認ください。
開発計画の概要
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施設名称(仮称):OTTO Minami AshiyaHama
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施設用途:食品スーパー、飲食店、クリニック、100円ショップ、フィットネス、ランドリー等の複合商業施設
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敷地面積:13,853.08㎡
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建物:3棟構成(SM棟、A棟、C棟)、いずれも鉄骨造
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予定施工期間:2025年6月上旬〜2026年4月中旬
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開業予定:2026年春〜初夏(令和8年5月頃)
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駐車場・駐輪場:駐車234台、駐輪229台(原付含む)
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入札契約価格:約25億円
この土地は、南芦屋浜のまちびらきから約20年が経過する中で、長年にわたり空き地のままとなっていた県企業庁所有の区域でした。地域住民の間でも「いつ活用されるのか」と関心を集めていた場所でしたが、これまで具体的な開発計画は示されていませんでした。
そうした中で今回、「OTTO南芦屋浜」として民間事業者への入札が行われ、ようやく本格的な地域開発が動き出すこととなりました。
このプロジェクトは、県企業庁が所有していた土地から民間事業者へと引き継がれたことを契機に始まったまちづくり計画であり、南芦屋浜における新しい暮らしの拠点、そして地域のにぎわいを生み出す拠点となることが期待されています。