現在、芦屋市で取り組んでいます「花と緑」に関する助成制度についてご紹介します。芦屋市が花と緑いっぱいのまちになるよう、市民の皆さんにご活用していただければと考えています。
●芦屋市緑化事業助成制度
※なお、こちらの助成制度は、金額、助成件数、申請受付期間が決まっております。
●芦屋市住民緑化団体育成事業に係る助成
助成制度を実践している活動例
芦屋市住民緑化団体育成事業に係る助成を活用し、どのような取り組みがなされているのかをご紹介します。
2020年の11月から活動を開始された『南芦屋浜はなとまちプロジェクト』様では、地元自治会(海岸通、南浜町1・2街区、涼風町)、南芦屋浜のボランティア団体(親水公園ファン倶楽部)が中心となり南芦屋浜に花が溢れ集う方々から横の繋がりができるきっかけとなるよう設立されました。活動拠点は南芦屋浜の親水公園内にあります。初日は代表者の方々の顔合わせがありました。
交流を深めたいという思いから地域連携を図ることを目的とし活動を開始され、最初のスタートの花の種はスイセンでした。まず初めの工程としては、花が植えられる段階まで土を耕します。
ゼロから畑にする場所なので、私も試みましたが土が固くて中々の力作業でした。
これがスイセンの種です。
種まきはひとつひとつ感覚をあけて丁寧に植えていきます。老若男女小さな子どもたちも一緒になって手伝う姿も印象的でした。ひとつのことを皆で同じ作業をするというのは連帯感が生まれますね。
種まきが終わりスイセンが満開になる日を楽しみに花の育成を見守ります。待ちに待った咲きごろとなった2021年4月には、第一回目となるフェスティバルを開催されています。
スイセンは綺麗に満開となりましたが、残念ながらフェスティバル開催日のタイミングにはほとんど枯れてしまっていたようでした。でも、ひとつだけ遅れて咲いていたスイセンがとても綺麗で皆さんを笑顔にしてくれていました。
住民の皆さんの力で達成されたフェスティバル!お花が結んだひとつの地域交流のきっかけとなりました。
お花と言えばグリーンアドバイザーの藤山文さんが、住民の皆さんの活動を支えてくださっています。専門家のアドバイスがあることで皆さんも心強く安心して「南芦屋浜はなとまちプロジェクト」を続けることができています。
2022年となる今年のお花畑はひまわりが綺麗に咲きました。市内で反響を呼び近隣だけでなく大変多くの方に見に来ていただく事ができたようです。
純粋な気持ちではじめられた住民の方の思いが、芦屋市の憩いの場となるお花畑をつくりあげ、盛り上げてくださっています。
それにしても、一生懸命に動かれていた縁の下の力持ちであるボランティアの方ほど目立つことはありませんね。見えない努力がそこにはあります。小さなところから始め、地道な活動のみんなの力が合わさてこその賜物だと私は感じています。主役は市民の皆様です!主役は市民の皆様です!芦屋市は住民のために「芦屋市住民緑化団体育成事業に係る助成」で支援し、地域交流を深めていただくことを応援しています!
継続は力なり!是非この活動が多くの方にご参加いただけるよう、私も陰ながら応援しています。