動画で政治を伝えるチャレンジ(第一章)
CMのようなショート動画でメッセージ
予算が反対される時の理由TOP5
子どもを本気で応援する市に
上記の短い動画の中で私が伝えたかったメッセージは、私の個人的な印象ですが、議員の決まり文句として、予算を反対する時に必ずと言っていいほど出てくる感じた言葉を集めました。予算に対して消極的な意見の時はこのキーワードで反対する理由に持っていくことが多いのです。
JR芦屋駅南地区再開発事業の予算が2年間も認められず、予算の削減削減と言われていた時も、このような言葉ばかりが出ていました。「そう言って歯止めをかけるから、いつまで経っても子どものために未来を見越した予算が使われる事がないのではないでしょうか。
お金がなくなるから使わないようにするというのは、先を見据えた建設的な反対理由になりません。財源が先細りしないために今やらなければいけないことを議論したいのです。一年程前に初めて、明石市の泉市長の講演を拝聴した時、希望の光が見えました。「子どもを本気で応援すれば、経済がまわる。」まさしくそうだと思ったからです。こんな風にわかてくれている政治家がいてくれたことに感動し、その力強い演説に共感していました。
ファミリー層の生活感がわかれば、すぐにその傾向が読める話だからです。子どもは欲しいけど、2人目、3人目と産むことに歯止めがかかってしまうのは、やはり経済面での不安です。もし、家庭のお金に余裕が出てきたら、家族が増えることは喜ばしいことだし、子どもが多い家庭を望む人は本来多いと感じています。
生活に余裕が生まれれば、外で一番お金を使おうとするのは出かけることの多い活動的な子育て世代です。レジャーや買い物等に、どんどんお金を落としてくれるというこのロジックも、生活者の話を聞いていると何が不足しているのかが良く理解できます。
一方にお金を使えば一方にしわ寄せがくるというような規模の小さい話ではなくて、子どものための未来投資で、結果的にどの世代もみんながしあわせになっていくという簡単な話です。だからこそ、子どもに冷たい日本の政治は、とてももったいないことをしていると感じていました。
日本の政治はその理解が薄く、泉市長のような考えで本気で社会を動かす気配は、国からはまだ感じられませんね。明石市のように自治体から変えていける可能性は大いにありますが、今の芦屋市の現状をみると、正直そこに歯止めをかけているのは、承認機関の芦屋市議会だと思います。今のままではその実現は程遠いと感じています。しかし、このままで良いとは思っていないので、もちろん諦めていません。