議事進行の事例(第二章)
人の意見にケチをつける事例
約束事を守らず注意される事例
嘘の指摘で発言訂正を求める事例
この時議長は「事実確認をした上で訂正するかどうか決める」と言い出されましたが、まったく事態をわかっていないご様子でした。議事進行をした議員は間違ったことを言っているというのは明らかで、その場でわかる内容でした。失礼ですがこれまで何を議会の中で聞いていたのかを疑ってしまう程の判断です。
きちんとこれまでの展開を理解している方なら、この議員が誤った解釈をしているということがすぐにわかったはずだからです。残念ならが議長がその場で把握できなかったことで、即座に訂正されることなく、議運に持ち越されたというわけです。そして、やはり思った通りの結果、議事進行をした議員から後に自分の発言は間違であったと言うことで、以下の自分の発言は削除してほしいと言う申し入れがありました。
「今、たかおか議員の 発言の中に、副市長が加害職員に申出書を伝 えたというのが、ハラスメント認定以前とい うような発言があったかと思いますが、先日 の私の6月15日の一般質問の中で、その件 について副市長に問うて、9月13日、X課の職員の方々と面談をして知ったと。そして、 その後、事実関係を確認したというようなこ とですから、そこのところは整理をしていた だきたいと思います。」
その場の流れで訂正されなかったと言うことは、そのまま議事進行を鵜呑みにされている方も少なからずいたはずです。後に訂正されるところの結末までおっかけて事実を把握される方は数少ないと思います。
以上のように、厳正なる場所において言論の重みをなんだと思っているのかと、疑問に感じてしまう議事進行の数々が続いていたのでした。こんなことでは、言論の自由とされている場で、議事録改ざん操作を行っているとしか思えない行為です。
ただ、この誤った議事進行のことが転機となり、議事進行の多さについてやっと議長から注意喚起が出されることとなったきっかけになりました。