議員の考えがわかる一”般質問”
一般質問とは、議員が行政全般にわたり、市長などの執行機関に対し、事務の執行状況や将来に対する方針などについて、1人づつが質問したり、あるいは報告、説明を求めたりすることをいいます。それは、開会中の本会議で行われます。
芦屋市議会では、年3回行われる定例会(6月、9月、12月)でそのチャンスが訪れます。議員が個々の質問時間(40分)を許されているものです。当市議会では答弁の時間は含まれませんが、他の自治体では答弁時間も含んでの往復となっているところもあるみたいで、その場合答弁の時間が予測できないので質問時間の見立てが難しそうですね。また、会派内で時間のやり取りをして調整を行うことができるので、1人最大60分まで延ばせることができます。
一般質問では、議員ひとりひとりが、課題として感じていることや、日頃の皆様の声を拾い特にその中で選別して絞ったものを項目としてあげ、その思いを訴えかける場です。市民の皆様の希望を背に、この限られた時間の中で、惜しみなく伝えられるようどの議員も精一杯頑張られていることだと思います。
発言の順番は、一週間の期日内に通告書を提出したものから決まって行きます。任意なので必ずやらなければいけないと言うことは決まっておりません。期日開始時間より前に提出した人が重なった場合は、抽選となります。
当市議会では、一日の間で議長と副議長が入れ替わります。このことがあるからか副議長も一般質問をされない方がほとんどです。理由は、自分の登壇がいつになるかわからないので、議長席と重なってはいけないからということだそうですが、特に副議長は一般質問をしてはいけないという取り決めはないそうです。
一般質問は個々の議員単体のものですので、通告書の提出のタイミングや、質問の内容は会派内で決めているわけではありません。議員が有権者の皆様に向けてそれぞれが精一杯頑張る日です。一般質問をご覧いただけていることや、市民の皆様からのご感想があることは、議員にとって一番の励みになります。