■ 市民に聞かれて”いい”と”だめ”
議員間で話し合われる会議は、👉芦屋市議会会議規則で定められている『第102条 この会議規則の疑義は,議長が決定する。ただし,議員から異議があるときは,会議に諮って決定する。』に基づき、以下のようにいくつかあります。
この中にある「議会運営委員会」と「代表者会議」について、日頃思っていることを書きます。
私が議員になってからは、議会運営委員会が開かれる日の直後に、代表者会議の日程が入っていました。はじめのころ「この2つの会議の違いは何だろう?」とずっと不思議に思っていたのです。なぜなら、正副議長と、議運の正副委員長(会派の幹事長が務める)が席を移動し、議事進行者が変わるだけで、両会議のメンバーは全員同じだからです。
ただ、議会運営委員会と代表者会議の大きな違いは、市民の方に「公開」か「非公開」にしているかという点にあります。議事録は作成されていますが、「芦屋市会議録検索システム」のホームページでは掲載されていません。
市民の方がその情報を取り寄せたい場合は、情報提供を求める書類を申請しなければ開示してもらえないのです。
行政との会議の内容は原則公開とすることが定められているのに、議員に関する話し合いは市民には閉ざされているイメージがあると感じています。目的にあるように、ただの会派調整の内容を話す場であればクローズの中で話すのは理解できます。
しかし、現状はまったくそうなっていない会議ですから、疑問が残ります。
■ なぜかわからない疑問点がある
この代表者会議が各会派の調整をするための会議だというのであれば、私にはこんな疑問点があります。
1.なぜ、議員全員の方針にかかわる大事な取り決めを会派の代表者の数名だけで決めているのか
2.なぜ、会派代表者の会議なのに議長が招集権者であり議事の執行権をもっているのか
3.なぜ、各議員の政治生命に関する事項の有無を会派代表が議運で諮ることを決定するのか
4.なぜ、議会運営上必要と認める事項についての協議の場なのに市民には非公開にするのか
5.なぜ、この会議で議員の役選の調整を行わず各会派の部屋を副議長が回って調整するのか
これらの5つの「なぜ?」がある限り、議員が市民に隠れて都合よく事を決めているようにしか、私には思えてなりません。議会運営のことを決めるのに、市民の方に聞かれてまずい話など私には一切ないからです。
自分の話に誤りがないのであれば、会派の代表者は公開の場でしっかりと自分の意見を主張すればよい話ですし、その発言に責任を持つことが求められます。
私が事務局に尋ねた時も、職員ですら「議会運営委員会」と「代表者会議」の境目について、明確に違いを答えることはできていませんでした。そのぐらい、同じような会議が二つある意味がわからないということになります。
過去をたどると「特別委員会の設置」「問責決議」「100条委員会」など有無の大事な決定は、こうした一部の会派代表の中だけで話し合われ、市民にはその会話が知らされずに決定されていました。
つまり、良くない言い方をすれば、都合の悪い会話は議員間だけでもみ消し、都合の良い決定事項のところだけ公に出すということが、多数派の権力だけで判断できる状態であると言えます。
■ 明らかに不公平な決め方
この代表者会議が、上の表の「芦屋市議会会派代表者会議」の目的に書かれているように、単なる「各会派相互間の連絡調整」というのであれば、なぜ正副議長を含む4役、正副委員長等の大事な役の選出をこの会議の場で調整しないのでしょうか。
実態としては、副議長が各会派の部屋を回り、それぞれの意向を聞いて調整しながら決めています。しかも、数の多い会派から条件とともに優先されているのです。
あらかじめ誰にするかを内々で調整がなされるのであれば、情報の伝わり方にも前後が生じ、言わば「仲間はずれにする」ということもできるのが実態としてあります。私が疑問点にあげた「5番目のなぜ」のように「これは不公平ではないのかな?」と明らかに感じる決定事項が実際にありました。
■ 副委員長の選出で起きたこと
今期の約束事として「3つの常任委員会の副委員長は、新人議員に必ず順番に経験させよう。」というのが決まっていました。しかし、副議長が各会派の部屋に提案を持ってこられた内容を見ると、既に副委員長になったはずの議員の名前が今度は「委員長」として入っていたのです。
私が「副議長と同じ会派の人は、副委員長に一度なっているはずなので、別の方を選ばない理由は?」と言うと副議長は「いいえ、一度も副委員長になっていないです。」と言われたので、私もそれ以上は何も言わずにおきました。
実際は私の言うことが正しかったのですが、正副議長の新体制になる前までは、以下のように建設公営企業常任委員会で、既に副議長の会派の新人議員は副委員長を経験していました。
【前年度の旧体制】
しかし、今回副議長が選出した建設公営企業常任委員会の副委員長は、前回と同じ新人議員の方が務めることになりました。
【今年度の新体制】
新体制となる前の副議長選出の所信表明の中で、立候補者だった副議長は「公平な議会運営に努める。」と表明されていたので、その言葉に私も大変期待を寄せていた矢先でのことでした。このような決定があったことがとても残念に思えてなりませんでした。
なぜなら、副議長は「会派BE ASHIYA」です。同会派の議員が続けて同じ委員会で副委員長になっていたことを「すっかり忘れていた。」というのも、私にはとても不自然な回答にしか思えてならなかったからです。
今の芦屋市政に正常な行政機能を取り戻したい!そのための議会改革が必要であると強く感じています。
どうか、公平な議会運営が行われていきますよう、そのことを切に願うばかりです。













