芦屋市の保育所で、新型コロナによる自宅保育延長の自宅保育をした場合に関する、保護者の方への対応について、対策本部へ質問を出していたところ、次のように改善されるとのことです。ありがとうございます!
・5/1ではなく、7/1まで復職の猶予を頂ける事へ。
・3/2より保育料を遡って日割計算でする。
※なお、学童保育についても、自粛協力へは、育成料の返還する。
【状況説明】
新型コロナによる自宅保育延長のため育休を延長した場合について、芦屋市は現状通り5/1までの復職でないと入園取消になります。
本市の理由として「保育所は休園ではなく通常に稼働はしているため、復職に関しては、待機児童の公平性を保つことを優先としており、自宅保育は保護者の判断で行っていただいていることになる」との回答でした。
【質問1】
神戸市、大阪市、吹田市、など近隣の多くの市では、復帰時期に1ヶ月の猶予を与える等の対応がなされているようです。本市はそのような対応について検討はなされているのでしょうか?
【回答1】
保育所等への入所決定後の育休からの復職時期につきまして,緊急事態宣言が発出された状況であることや,本市の感染拡大状況等から,これまでの取り扱いを改め,7月1日までの復職をお願いすることといたします。また,この期間につきましても,今後の状況に応じて必要がある場合は柔軟に対応してまいります。詳細の手続等につきましては,後日,園を通じてお知らせする予定です。
【状況説明】
自宅保育した場合の保育利用料(給食費含む)の日割り計算は行われておりません。
本市の理由として「保育所は休園ではなく通常に稼働していているため、あくまで本市からはコロナの感染防止から協力という形のお願いであって、優先順位としては通常の保育所運営のルールに基づく考え方である」との回答でした。
【質問2】
状況②について、国からは、3月中の自宅保育に関しては日割り計算を行うようにと通知があり、神戸市、西宮市、川西市など近隣の市では、対応を決定している状況です。
しかし、本市の見解は「自宅保育を要請しておらず、保護者の判断での自宅保育である」とし、一方で、他市同様に芦屋市子育て推進課から自宅保育のお願いを保護者宛に通知しています。
通常の運営事情も考慮すべきですが、今は異常事態です。市内の感染者増加のリスクを減らすために自宅保育を推奨しているにもかかわらず、自主的に自宅保育を延長してくれている方に対し、変わらず保育料の負担が生じるような対応で、今後も協力を求めていくことができるのでしょうか?
【回答2】
感染拡大防止のため,自宅保育等によりご協力いただいた方に対する保育料等につきましては,1で回答したとおりの現下の情勢から,日割りによる減免(返還)を行うことといたします。(3月2日まで遡って減免を行います。)詳細の手続等につきましては,後日,園を通じてお知らせする予定です。
<参考資料>
補足1:内閣府からの各自治体子育て推進課への通知
これにて自治体の裁量で日割りしないことはできません、と記載されています。適切なご判断のほど、よろしくお願い申し上げます。
【質問3】
コロナウイルス感染が拡大し、今は何より、自宅待機を多くの知事や医療関係者等が国民に徹底させようとしている動きがあります。保護者は、自宅保育をすれば、先生方の負担減や少しでも市民感染増加のリスクを抑えられるという思いで、自宅保育の協力をしてくださっています。
その方たちに「自宅保育は、保護者の自主的判断でやっていること」と、いうような回答を残しては、本市の危機意識を問われしまうことにもなると思いますが、このような考え方について、今後は検討しなおされないのでしょうか?
【回答3】
緊急事態宣言を受け、さらなる感染拡大防止の取り組みが必要であることから、今後もできる限り保護者の皆さまには、ご家庭での保育などのご協力をお願いする必要がございますので上記の対応といたしますが、同時に、保育所等の現場におきましても感染拡大防止の取り組みを徹底してまいります。
追記:なお、この結果を受けて、放課後児童クラブにつきましても、登級自粛等のご協力をいただいた方の育成料につきましても返還することといたします。双方とも3月2日まで遡って減免(返還)いたします。詳細の手続及び育成料の減免額等につきましては、後日、園又は担当課からお知らせする予定です。今後も加配指導員のさらなる配置や運営・指導上の工夫に加えて,登級の自粛についても併せてお願いしていきたいと考えています。