南芦屋浜駐在所統合のお知らせ
芦屋警察署より、南芦屋浜駐在所統合についての住民説明会の通知が地元自治会長宛に届きました。
「南芦屋浜駐在所を設置してから、
という案内でした。
芦屋警察署の動向
都市型駐在所の廃止について
警察署の問題点と改善の動き
・平成28年ぐらいからサイバー犯罪、SNSを使ったなど、
・警察官の数に限りがあるため、抜本的に組織を見直し、
・
・兵庫県内では、交番・駐在所が701箇所あるが、
・複数勤務を目指すため、交番・
・南芦屋浜の駐在所は、固定の巡査を1名配置し、
・南芦屋浜の警察への通報件数は勤務時間外が増えてきて、駐在所で手に追える状況ではない人口に達している。
芦屋警察署の見解
・あるものをなくすのではなく残してほしいが、
・南芦屋浜の駐在所は被災者の数は減っているが、
・南芦屋浜内の交番の必要性は感じており、警察本部からの交番統廃合の見直しの通達時期に合わせて、南芦屋浜内の交番移設を検討することも念頭においている。
高浜交番と統合した場合
・南芦屋浜の駐在所の建物は、高浜交番の管轄の詰め所としてそのまま施設は残る。
・これまでのような、
・駐在所機能から、交番勤務体制となるため、
・高浜交番の巡査を2名体制に増やし、
・パトカーの常駐も可能となる。
第一回住民説明会に参加
たかおか知子の感想
ただし、住民の多くは以前から交番の新設を希望しているため、詰め所に機能をランクアップをさせつつも、引き続き南芦屋浜の交番新設に対する場所の検討も忘れずにやり続けてほしい、という要望は私からも伝えています。この先の実現可能を考えて、今回の統合がステップアップになり、喫緊の住民サービスにとっては良い方向に進むことだと考えておりますので、詰め所のルールというものを明確に示していただくことで、統合を安心して受けとめていただけるのではないかと感じています。
現実的な話をすれば、人員は増えない中で、新しい犯罪対策部署は増えているので「警察官の人員はどこで確保する?」という状態にあります。交番を1名体制で回していることによって、警備が手薄になるのを避けるためには、今後交番を統廃合する動きがやってくるというわけです。
そんな中、南芦屋浜については今後も人口が増えるということを検討し、駐在所の建物を廃止するのではなくそのまま残し詰め所にすることとなりました。
順番的に、まずは人員確保にあたるための交番の統廃合による芦屋市内の警官配置の管理体制が整ったところで、それまでの間の実績として、交番機能が備わった南芦屋浜には、交番移設の必要であるということが高まれば、優先順位として交番新設の話が実現可能になってくるのではないでしょうか。
これまで、要望し続けていても、駐在所から交番への検討が一向になされることはありませんでした。それを考えると、この転機は大きな進歩だと思います。これまでまったく動くことのなかった駐在所の状況がやっと進みだした矢先に、交番の新設以外認めないという理由だけで、仮に、住民が統合に反対する意思を示すことがあれば、現状維持の時間だけを長引かせる結果になりうるのではないかと危惧しています。
駐在所とは、少人数規模に対応する管理体制で一人の駐在さんが管轄しているという状態です。その駐在所のまま残したところで現状の警備体制は向上しませんし、この状況で交番の要望を出しても、前には進まず懸命な判断ではないというのが、説明会の模様を拝見しての率直な感想です。
県警、野上署長をはじめ、芦屋警察署の皆さんは、私たち住民の思いをしっかりと受けとめてくださっていると感じています。