議員の決定で提出される問責決議の判断が微妙
何か議会で問題が起こった時、その政治家に対して、議員の権限で提出できるものがあります。地方議会でいうと、「問責決議」や「辞職勧告決議」「議長不信任案」「市長不信任案」などがそれに当たります。議会において厳重注意や警告等の懲罰的措置ということですね。中でも、問責決議は懲罰措置ではなく、「反省にあたいするがその姿勢がみられない。」と議員間で判断したに対して、「反省しなさい。」ということを公に伝えるようなものです。
しかし、この4年間、以前から私は不思議に思っていたことがありました。この問責決議ですが、どうして政党に所属していない無所属議員ばかりが受けているのだろう、提出者は最大会派が中心となっている議案のときだけ可決することが多いのだろうということです。
そう言えば、私の尊敬する「市民のためを考えて行動しているな」と思う、少数派の政治家の皆さん、議員から問責決議が出されて、多数派による可決を一度はご経験されていました。もちろん、議員だけでなく市長までもがこの問責決議を提出され、議員間の中で判断されます。つまり、一方的に議員が「反省すること。」と判断すれば、「猛反省しなさい。」というものをつきつけ、議員の多数派によって可決となります。最近では、明石市の泉市長、この4年間では芦屋市長の伊藤市長も問責決議が可決しています。
その逆で否決したものもあります。元に、議会内で問題が発生しているのに、まったく公にせず議会内で有耶無耶にしようとしていた元議員の問題を、今度は逆に私が問責決議を提案しましたが、それは、多数派に否決となりました。
私からすれば、はっきりいって内容がどうの精査はせず、そういう議論は通用しないのが議会、議員の感情論でこの問責決議の提出を決め、理屈によって賛否が判断されているというように感じていたので、結局のところは権限は力のある議員のもので、はじめから賛否は決まっているというように感じていたぐらいです。
そんなことを思っていた矢先、とうとうたかおか知子も、問責決議のターゲットとなりました。3月14日〜16日にかけていきなりバタバタと議長により会議が招集され、その中できちんと説明し弁明していましたが、聞き入れられることはないので、最終的には、会期中に何が何でもこの私に、問責決議をつきつけたかったのでしょうね。
目的はもちろん、感情論による政治的利害関係の中での報復といいましょうか、市民の皆様への評判をなくさせたいという目論見が感じられるところでしょうか。たしか、ちょうど四年前の今頃、3月の最終に本会議では、元芦屋市議会議員で、元兵庫県会議員の中島かおりさん(無所属・女性)の問責決議を可決していました。たしか、これも統一地方選挙前でしたね。
当事者になっていろいろわかったこと
それはさておき、いつものブログは、議会での出来事が終わったあとでのブログでしたが、今回はこれから起こる前のお知らせについてのブログですが、今日は先にお伝えしておこうと思いした。
たかおか知子に対する問責決議が提出され、令和5年3月22日(本日)の本会議最終日に議案審査されます。私に対する問責決議の提出者は、公明党の徳田議員と、自民党の福井利道議員のお二人です。
箸にも棒にも掛からない議員よりも、敵対する政治家から警戒されるほど、私はこの四年間で市議会の中で影響力をつけていたということかもしれません。考えてみれば、女性で無所属での私は少数派です。最大会派の多数派からしてみれば、恐れるにあたいしない存在可と思いますが、そうではなかったようですね。
私がそこまで成長できたのも、市民の皆様のバックアップがあったからだと思います。きっと大きな力となり、他の議員にとって次第にそれが驚異に感じられていったのだと確信しています。
私には、弁明という機会が与えられるとのことです。もちろん、弁明に立つつもりですが、如何せんこれまでの議会は公平性に欠けるところがあるので、妨害行為を受けるのではないかということも予想しておかないといけないかもしれません。なぜなら、これまでも幾度となく提出者の徳田議員から私は「議事進行」で発言を阻止されてきたことがあるからです。
もちろん、私は公にできる公式での話の範囲で、問責決議文に関連することしか話さないつもりです。しかし、万が一私の発言を途中で止めるようものなら、それは向こうの「焦り」です。そう思っていただいたら良いと思います。弁明の余地も与えられないぐらい余裕がないのは、そこに彼らの弱みがあるということです。
これまで数の力で言論の自由を捻じ曲げてきた何でもありの芦屋市議会の象徴が、弁明を止めるという行為によって証明されることのないようにと、最後ぐらいは、今日、退任の花束を受け取られる松木議長は、正々堂々と公平な議事進行をしてくれることを、信じたいと思います。
それにしても、最後までこんなことばかりやっているのかとう印象を、市民の皆様に与えるだけの20期の芦屋市議会でしたね。申し訳ない気持ちしかありません。
さぁ、この問責決議を正々堂々と受けて立ちましょう!
『これまで、私をバックアップしてくださる市民の皆さんのお力が私を強くしてくださいました。そして、私を守ってくださっていたことを感謝申しあげます。 きっと、私を敵対する議員の方々にとっては、それが次第にものすごく驚異だったのだと思います。』
この模様は、ライブ中継でご覧になれます。
👉芦屋市ホームページ『議会中継令和5年第1回定例会3月22日本会議」
もちろん、傍聴にもお越しの際は、芦屋市役所南館4階にお越しくだされば幸いです。盛りだくさんの最終日です。