キッズに例えて政治を伝える
2017年から『せやろがいおじさん』としてYouTubeやTwitterへの動画投稿を始め、赤Tシャツ・赤ふんどし姿で社会問題に対しての問題提起などを叫ばれている動画に共感される方も多いようです。私もその一人ですが、子どもの目線に合わせて政治とつなげてうまく作り込まれていて私は好きです。
中でも面白いと思ったのが「夏休みの宿題をやっていないキッズたちにアドバイス」ということで「政治家の言い訳を真似するといいよ」っていう、言わば皮肉を言いつつ政治家を是正する意味を込めている動画がありました。伝えたいことが何かを物語っているメッセージ性を感じます。
身近なものに例えることで、共感から日頃関心を持てない難しい話であっても本質を理解してもらうことができるのだと思います。私も自分の子ども達に芦屋市議会で起こったことを説明するなら、そのままの出来事を伝えるのではなく、学校や身近な人に例えて伝えることがあります。
さて、国会にしろ市議会にしろ政治家の言い訳はどこかみんな同じように私には聞こえていまうのですが、共通点があるからではないでしょうか。芦屋市議会でも問題提議として取り扱わないといけないことがあっても、都合が悪い事が発生すると以下のような言い訳で正副議長に押し切られることがよくありました。
・都合の悪い申入れには招集せずに議論しない
・招集する理由がないと屁理屈を並べて応じない
・仕方なく議題にするも非公開で議論して終わらせる
・過ちが発覚しても公開や誰が責任取るかは完全にスルー
・一人では決められないからと会派や他の人のせいにする
・言っていることがさっぱりわからないと論破し片付ける
・口外するべき事じゃないと言って説明責任逃れをする
・個人の問題だからと議会で取り扱わない
こんな感じで適当に御託を並べて時間稼ぎをしては、挙句の果ての決めセリフとして「いつまでそんな話しをしているんだ!もっと他にやることあるだろう!」と言って終結させるということですね。
動画のように、結局良くない見本として国会の責任者の大人たちがそんな言い訳をしているのだから、地方議会もそれを手本にすればいいという流れになっていると言うことは、まさかないとは思いますが、そんな芦屋市議会に対して「いつになったら解決させる気があるんだ!」と叫びたくなるのは私の方です。