■ 情報には伝言ゲームが潜んでいる
ある日こんな連絡が入りました。「このようなLINEが届いたのですがこれは本当ですか?」という内容です。
文面を見させてもらうと「お知らせです。最近◯◯町に強盗が出ています。昼間の犯行で2軒被害にあったそうです。」というものでした。
多分、この情報提供者は「物騒なので気をつけてね!」という親切心で送られているのだと思います。ちなみに、このやりとりを横でたまたま聞いていた私の両親は「強盗?怖い、どうしよう。」と、とても不安になっていました。
しかし、ちょっと待ってくださいね。これが事実だとすると同じ町内の方にとってはかなり危険なことです。犯人が捕まったのかどうかもこの情報だけではわかりません。
そこで調べさせてもらったのが、ひょうご防犯ネットです。しかし、防犯ネットにはそういった連絡は入っていませんでした。
さらに、ひょうご防犯ネットで配信されているこれまでの内容について、どのような広報の取り決めになっているのかを確認しました。概ね、警察が認知するような何かの被害があった場合は、迅速に連絡が入るためその日のうちに情報がメールで届いています。
■ 「強盗」と「窃盗」の違いについて
『強盗』→人から無理やり奪う犯罪行為
『窃盗』→盗みに入り他人のものを持ち去る行為
『器物破損』→盗みに入るが他人のものを取らなかった場合
『空き巣』→留守中に盗みにはいる行為
つまり、空き巣であれば強盗とはなりません。被害者とのやり取りがある際に強盗となるからです。
ここでまず注意していただきたいのが、聞いた情報の捉え方が、伝える言葉ひとつで変わってくるということです。防犯ネットに流れてくる情報もこれに基づいてお知らせがきます。
「強盗」は重要犯罪なので警察が認知すれば広報される。空き巣、忍び込みといった「窃盗」なら広報されない。
ということでした。おそらく通常は、人的被害が及ぶ場合は、注意喚起をする意味でも必ずメールで連絡が入るのではないでしょうか。さすがに、連続強盗となればニュースにもなるはずですから覚えておいてくださいね。
空き巣の場合、頻発するようでしたら近隣への注意喚起の情報提供は必ずなされるはずだと思います。警察の巡回等や周知のお願いが届いていないようであれば、個人情報というところを考えると、1軒の被害情報を拡大して周知を行わず被害者の立場を尊重することもあるのではないでしょうか。
■ うわさ話の前に事実の確認をする
自分が咄嗟に得た情報をすぐ様人にも教えてあげたくなる衝動にかられたことはありませんか?でも、まず「事実の確認」というのがとても大事です。
上の強盗の話でも、この後の展開で「そういえば」といろんな情報が出てきました。
「あの家らしい」→パトカーが止まっているのを見たから
「以前も被害にあった家らしい」→前に窓ガラスを割られた事件の話とごっちゃに?・・・
「違法民泊をしていた家らしい」→パトカーが巡回していたから
そう言って、どんどん話が膨らんでいったそうです。いつのまにか妄想で色々付け足され、うわさ話というのは人の憶測でこうやって膨らんでいくのかもしれません。
犯罪事実がはっきりわからないうちは、不安を感じさせるだけになってしまうので、あまり広めないほうがいいですね。
■ パトカーは街中を巡回している
一般常識の中でパトカーを見かけると「何か事件があったの?」と連想する人がほとんどではないでしょうか。しかし、事件のない時でもパトカーは町中を巡回しています。そして、パトカーをどこかに止めて警察官も歩いて巡回することもあると思います。
たしかに、昼間の住宅街ではそんなに頻繁にパトカーを見かけることがなければ、珍しいことになるのかもしれません。
ただ、近年では、夜間に戸建て駐車場を狙う車上荒らし(車を盗む場合も)が、芦屋市内でも急増しているため、夜間のパトロールを強化しているとのことです。警察官は、夜にパトカーを出動させ町の見守りもしています。
ということで、芦屋市内で起こった事件のお知らせは、👉ひょうご防犯ネットの情報をまず確認してから、他の方にもお伝えいただくといいかもしれません。または、たかおか知子にお知らせください。皆様に代わり正しい情報をお伝えできるよう務めさせていただきます。










