■ 3つの常任委員会の所属を決める
委員会のメンバー構成を決める時に、公平ではないと感じることがあります。芦屋市議会は会派を優先しているようで、会派に属さない議員は、先に他の委員が決まったあと、残りの空いている委員会にしか入れなくなります。
自分が希望する委員会が最大会派の希望と重なり人数に達した場合は、その委員会に入ることができなくなるのです。
数が多いと意見がまとまりやすいという理由で、会派を優先しているのかもしれませんが、21名はそれぞれ公平に希望する委員会に配属されるチャンスがあってもいいのではないかと感じています。
会派の人数の順や正副議長の見解で調整が行われ、それによって希望が通らないことがあるようでは、どうしても公平さを感じることができません。
話し合いで調整ができなかった場合は抽選にするなど、検討が必要だと感じました。
■ 会派の人数が委員会配属を左右する
このように、芦屋市議会では会派の人数が多いほど希望する委員会に入りやすく、会派の人数が少ないところや会派に属さない議員は、希望が外れることがよくあります。
傍聴委員として意見が言える場合もありますが、多くは発言できません。会派から委員がいない場合の委員外議員しか、主に発言は認められていません。
■ 代表者しか参加できない会議
議会内で議員のいろいろな方針を決める大事な会議が2つあります。それは『議会運営委員会』と『代表者会議』です。メンバー構成はほとんど同じです。
この2つの会議は引き続いて行われることが多く、主に会派の幹事長が両方の会議の委員になっていることが慣例です。
正副議長は必ず参加するため意見もされます。つまり、お二人が所属する会派からは2名の代表者が出席していることになります。出席者が多い会派の方が、多数の意見で押し切ることができて議論が有利に働くように感じてしまいます。
■ 議員の中から4役の代表を決める
こちらも会派から優先的に希望者が優遇されるようなところがあります。正副議長選に関しては、立候補者を選挙するのが通常だと条例で定められていたので、てっきり立候補者を自由に募り、所信表明のあと投票となるものだと思っていました。
でも、私が驚いたのは、そのような話が出てこなかったことです。「議長と副議長になりますのでよろしくお願いします。」というような感じで、すでに一部の中で決められた方が挨拶にまわってこられたのです。
その後、他から立候補者が出るような雰囲気もなく、暗黙の了解で「今回はこの人に入れましょう」という空気を感じました。新人だった私は、正副議長とはそうやって予め決めておくのが慣例なのだと理解してしまっていました。
■ 4役の決め方に感じた同調圧力
自分の意思で判断する前に、言われた方の名前を書くものだと思わされていたのです。
残りの2役の「監査委員」と「阪神水道企業団議会議員」に関しても、公では投票となっていますが、実際には「誰に投票しましょうか」ということは議員間で決められています。
なりたいという向上心のある方には平等に立候補するチャンスがあってもいいのではないかと感じています。しかし、適材適所よりも年功序列を優先しているように見える場面もありました。
新人議員の感想としては、平和的という建前の同調圧力とも受け取れる4役の決め方でした。
■ 会派に属する議員が優遇されている
このように、地方議会では会派に属している議員が有利な役職につけたり、意見力があるように優遇されていると感じる仕組みが度々見られます。もちろん、相談や協力ができる仲間は大切です。
しっかりと意見を交わして合意形成をとるために組む会派と、ただ人数を集めて会派を組むのとでは、団結力も意見の重みも変わってきます。
議会全体として問題解決に向けた議論が行われるのであれば、政党や会派とは切り離し、個々で割り振りして入りたい委員会を選択できるようにしていただきたいと感じています。
希望が重なった場合は全員で抽選する方が、遺恨も残らず建設的な話し合いの場になるのではないかと私は考えています。










