2021/01/02
芦屋市のごみ焼却施設 水銀濃度が基準値超えで停止となる
芦屋市で唯一のごみ処理施設で排ガス中の水銀濃度が基準値を超えていたことが分かりました。調査の結果、直ちに人体には影響がないとのことでしたが、ゴミ処理場が止まり市民サービスが危ぶまれました。この事が発覚した日の午前中は、議員の施設見学でゴミ処理場に訪れていた直後の報告だったので更にビックリさせられました。
👉たかおか知子ホームページ『【芦屋市からお願い】芦屋市環境処理センターより』
市長から芦屋市初の「再議」が求められる
JR芦屋駅南地区再開発事業の予算の否決をめぐり、議会の決定に異議があるとして市長が再度議決のやり直しを求め再審議が行われました。
👉たかおか知子ホームページ『JR芦屋駅南地区再開発事業【#5】令和2年第2回臨時会の再議』
芦屋市幹部ハラスメント問題についてマスコミ報道される
議員の立場として被害者のことを考えるならば、公にとりあげず別の方法があったように個人的には思っています。市の幹部の職員のことをマスコミに吊るしあげて芦屋市の行政を丸裸の状態にし世間にさらすというやり方が本当に良いのか私は疑問に感じています。もちろん、行政が気がついていないようなことがあれば、それを正しく軌道修正させるために議員が動くことは大事です。ただ、ハラスメント事案は特に個別事案になってきますので、議員も動き方を慎重にとりあげなければいけない立場にあると感じています。被害者の思いに向き合い職場環境の向上するための解決に向けてだけを考えて行動すればいいのです。
職員の中には、公に騒がずにそっと議員に手を差し伸べてもらい、静かに解決してほしいと思っていたナイーブな問題だったのではないかと私は感じました。マスコミに出るということは、被害者となる方もまた、ある意味さらし者になることを意味しています。
働き方改革、職場環境の改善につなげたいということならば、役所で職員が続けて働く立場ということの身にもなって考えるということを踏まえて、このことを一般質問でとりあげた議員さんには慎重に行動してほしかったと私は思います。
新型コロナウイルス感染拡大防止の対策
世界レベルで予想外のことが起こりました。自治体にとって一番不得意な前例のないことが起こったのです。でも、地方自治体にとって前例がない時こそ仕組みを見直すチャンスでもあると思います。ある意味、どこの市長もリーダーシップをいつも以上に求められ、全市民の期待と責任が一気に押し寄せてくるのではないでしょうか。
一期目の伊藤市長は就任早々の非常事態の対応になり、新しいリーダーが行政を自分の意思で動かすことは並み大抵のことではないと思います。背負っている市民さんの思いとは別に、行政のトップとしてのジレンマとの間で戸惑いが生じ、葛藤の日々が続いているのではないかと私は想像しています。全国初の前例がない施策を次々に実現なさっている意欲的な明石市の泉市長ですら、行政を動かせる体制をつくるのに1期目では中々達成できず年数がかかったそうです。
そんな新体制の中でも、芦屋市はコロナ対策を次々に進め独自支援を実行していました。そういう実行力についてはあまりクローズアップされていないのがとても残念です。
市民の皆様に不安を煽るような市のマイナスイメージの発信ばかりが目立ちますが、前向きになれるそういう明るい情報こそ市民の皆様にいち早く伝え、情報を広げる手助けを議員が果たすということが必要であると考えています。
👉たかおか知子ホームページ『芦屋市の新型コロナワクチン接種についてまとめ』
同議案に対して市長から2度目の「再議」が求められる
JR芦屋駅南地区再開発事業の予算に関連して、2度の「再議」が行われ、自治体において異例の事態が起こりました。芦屋市議会は、JR芦屋駅南地区の整備事業について行政をどこに向かわせようとしているのでしょうか。私も芦屋市議会の議員の一員ですが、この事業案の予算に関しては賛成している過半数9名のうちの1人です。
ここまで難航しているのを考えると、世の中には理屈では通らない事がたくさん起こるものだということを実感することになった議決であると私はそう感じてしまいました。
👉たかおか知子ホームページ『JR芦屋駅南地区再開発事業【#18】令和2年第7回定例会の再議』